150周年記念事業に関するご質問について【回答1】


 

2月28日㈭のPTA総会にて大磯小学校150周年記念事業の決算報告を行います。

また、保護者から以下のようなご質問いただきましたので、この件についても回答いたします。

(なお、この回答は本部発行のPTANEWSで会員全体に共有しています。)


Q.150周年のイベントで何故お囃子だけ外で遅い時間だったのですか。情報の開示も遅かったのですが、雨天や照明とかの対策をしていなかったので当日までできるか子ども達が不安になっていたのは可哀想でした。体育館でできなかったのですか。



ご質問ありがとうございます。

また、150周年記念事業音楽祭『磯フェス』に地域のお囃子でご参加いただき、大磯小の記念すべき日に大きな華を添えていただいたこと、本当にありがとうございました。


なぜお囃子だけ外だったのか?

まず、体育館ではなく外で開催した理由は、他ならぬ地域の出演者の方からの「体育館では(音の広がりを考えた場合、響きすぎて)きつい」というご意見があったということを申し上げたいと思います。



当日、『磯フェス 地域の部』で演奏をお願いしている団体は7団体でした。

7団体をステージに出すためには、体育館の三分の一をステージ、残りを観客席とするだけではなく、楽器を含む演奏前後の待機場所を大きく確保する必要がありますが、7団体の待機場所を全て体育館に持っていくとなると、楽器の搬入搬出時間が足りず、スタッフの確保がほぼ不可能であることがわかっていました。



また、業者の体育館撤収の時刻が遅くなり、学校から要望された終了時刻に間に合わないという状況も予想されました。



ですので、お囃子は屋外での演奏をお願いし、お囃子3団体の待機場所は太鼓その他を設置しやすい1階に設定させていただき、体育館と屋外で準備を同時進行で進めることで、時間短縮を狙いました。


なぜ雨天対策をしなかった?照明はなかった?

お囃子3団体については楽器搬入と楽器一時置き場を晴天時と雨天時でシミュレーションし、お囃子責任者の方に共有しておりましたが、当日、指定した搬入時刻や場所と違う場所から入った団体がありましたので、団体ごとの確認や共有が不十分だった可能性があります。(地域の方の強い要望で、雨天の場合は体育館で実施することを考えていました)



夕方の屋外実施では、「外がどのぐらい明るいのか」が一番気になるところですが、実行委員会では『磯フェス』計画段階の2023年3月時点で10月7日当日の日没時刻と明るさを計算し、晴天なら実施可能と判断。区長会で共有した上で屋外実施を提案し、有り難いことに3団体から出演のお申し出をいただきました。



夕刻から夜間に照明を導入する案についても検討いたしましたが、学校と協議の末、磯っ子広場の設計上、地域のお祭りのちょうちんを手すりからぶらさげて設置することは難しいということになり、こちらに関しては断念いたしました。

磯っ子広場に単体で設置できる照明器具のレンタルについては、9月中旬段階で検討しておりました。しかしながら、2-3週間天気予報をチェックし続けたところ、当日は屋外実施可能なお天気であるという結論に達し、晴天時シミュレーションで『磯フェス』を実施いたしました。



情報の開示が遅かったのは?

記念音楽祭『磯フェス』の進行については、開始時刻や終了時刻などに関して、半年以上にわたって学校と協議を行ってまいりました。

毎月の協議の時点で確認したことをもとに地域向けチラシや、保護者向け案内が配布されてきたわけですが、学校から出されるお知らせに関しては、ギリギリの段階まで子どもたちへの配慮と円滑な学校運営を目指して教職員間で検討していただいた上でのご連絡となりました。



「情報の開示が遅かった」「わかりにくかった」というご意見はごもっともですが、是非『今後どのように活かしていくか』というポジティブな材料としてお考えいただきたいと思います。



ご意見が、学校と保護者に共有され、今後大きな行事の進行が学校・保護者の協力のもとに円滑にとり行われ、皆で子どもたちの活躍に注目することができるよう、多くの方がこういった(PTA総会のような)場に関心を持ち、参加してくださることを希望いたします。